ネパール料理って何だか辛そう・・・と言うイメージをがありますよね。
私も、ネパール旅行に行く前は、
ネパール料理はスパイスが効いてすごく辛いのかな・・・と不安に思っていました。
スパイスが効いた辛いものが苦手という方も多いかと思います。
今回はそんな方々のために、ネパールでのローカルフードは辛いものばかりなのか・・・
という疑問を解決していきます!
私が体験した2週間の旅では、ネパールの現地の方々と共に
現地の方が行くランチを体験しましたので、その体験をもとにネパールならではの、ローカルフードを辛さレベルと共にご紹介します!
ネパールはスパイス大国!
インドの隣にあるネパールは、様々なスパイスが日常的に料理に使われるスパイス王国です!
ネパールで日常的に使われるスパイスはこちら!
- ターメリック(besar/べサル)
- クミン(jeera/ジラ)
- チリ(khursani/クルサニ)
- シナモン(dalchini/ダルチニ)
- コリアンダー(dhaniya/ダニヤ)
- ナツメグ(jaiphal/ジャイファル)
- クローブ(luwang/ルヮン)
- 黒胡椒(marich/マリッチ)
- カルダモン(sukumel/スクメル)
- フェンネル(sauph/ソォプ)
- フェヌグリーク(methi/メティ)
- ネパールの山椒(timur/ティムル)
など・・・
日本のスーパーなどで見かけるものもありますね。
スパイス好きの方であれば、普段からお料理などに使っている方もいるかもしれません。
スパイスは化学調味料ではなく、自然の恵みをそのままに生かしたものですので、薬効としての効果も期待され、ネパールでは料理の味付けのみではなく、日々の体調を整えるための薬としても使われているんです!
実際に、私もネパール旅行中に
埃で喉がイガイガする・・・ということを現地の方に言ったら
「ターメリックと塩をお湯に溶いて、それでうがいをしなさい」
と現地の方にアドバイスを受け、実際にいただいたのでやってみました!
すると・・・
とってもスッキリ!!
びっくりするほどに喉がスッキリしたのを覚えています。
作られた薬だけに頼るのではなく、自然のものを使って昔ながらの知恵と方法を今でも残しながら生活をしているネパールの文化って何だか素敵・・・と感じました。
ネパールの食事は辛すぎる?日本人は食べられる?【ランチ編】
ネパールでは必ずと言っていいほど毎回の食事にスパイスを使います。
観光客用のレストランでは、万人向けにやんわり目な味付けのところも多いですが、
それでもネパール料理を食べるのであれば、スパイスを避けることはできません・・・
今回は、私が実際に現地の方が行くレストランで本場のローカルフードを食べた体験をもとに、代表的なネパール料理を辛さレベルと共にご紹介します。
朝食は別の記事でご紹介していますので、今回はランチで食べたネパール料理をご紹介!
まず最初にお伝えしたいのが、ネパールでは1日の食事のスタイルとして
- 朝食遅めの時間にガッツリ食べる
- ランチはスナック的に軽く済ませる
- 夜ディナーをしっかり食べる
と言う生活スタイルの方も多いと言うこと。
全ての方がと言うわけではないですが、このような生活スタイルのネパール人もたくさんいると言うことを知っておきましょう!
私は今回ネパールに2週間滞在しましたが、現地の方に合わせそのような生活スタイルで過ごしました!
なので、今回ご紹介するランチはスナックを軽く済ませるランチパターンです!
ネパール風お好み焼き (バダー badah)その①
見た目は日本のお好み焼きとそっくり!
生地は小麦粉ではなく、レンティル(Lentil)というネパールではとっても有名な豆の粉でできていてとってもヘルシーです。
スパイス等でしっかりした味のついた生地にはひき肉が混ぜられ、表面には卵が丸々目玉焼きのように乗っています。
お好みで、写真のようにソースをかけてくれます!
辛さレベル・・・お好み焼きそのものはちょっとだけ辛めの味付けで、ソースもピリ辛です!
ネパール風お好み焼きを食べたレストランの場所:パタンのクリシュナ寺院(Krishna Mandir)隣
レストランの名前とか看板とか・・・無いんです笑
ただ現地の方々に大変人気なレストランですので、場所を言えばすぐにわかってもらえるはずです!
スパイシーポテト(アルダムAlu dum)とローストしたお米(ポハPoha)
ネパールでは日常的にジャガイモを使った料理を食べます。
レストランや家庭により、様々なスパイスを使いそれぞれの味に仕上げるそう。
特に有名なのが「スパイシーポテト(アルダムAlu dum)」で写真奥に写っている赤いものです!
スパイシーポテトって言っても、そんなに辛く無いんでしょぉ?
と思いながら食べてみると・・・
すっごく辛いっ!
辛いのが大好きな私でも、ヒーヒー言うほど・・・
辛さレベル・・・すっごい辛い!!色と比例して辛いです!
そんな時は、写真中央に写っている「お米(ポハPoha)」を食べて、口の中を和ませるのがネパール風の食べ方だそうです。
このお米は、炊いたものではなく、ローストしたものを平らに引き伸ばしたものなんですって。
お米にそんな食べ方があるんだ・・・と何だか不思議ですよね。
特別な風味があるわけでもなく、ドライな感じでした!
と言うか、スパイシーポテトの辛さで、Poha自体の味とか感じることができませんでした。
でも、辛さで麻痺した口の中を和ませるためのものなので、味とか感じなくても良いものなのかも・・・です。笑
ネパール風お好み焼き (バダー badah)その②
こちらのレストランでも、ネパール風お好み焼きを食べました。
様々なローカルレストランで見かけますので、ネパールの方々が大好きなローカルソウルフードなのですね!
ちなみに、こちらはソースを別の容器に入れて持ってきてくれるので、辛いのが苦手な方は、こんな風に持ってきてもらう方がおすすめです!
ただ、こちらのお好み焼きは全く辛くなくスパイスの風味が効いていてとても美味しかったです。
冒頭でご紹介したパタンのクリシュナ寺院隣のレストランでの(バダー badah)はピリ辛でしたので、
それぞれの家庭の味があるように、レストランによって辛さもそれぞれなようです。
辛さレベル・・・辛さなし!
スパイシーポテト、ローストしたお米、上記のバダーを食べたレストランの場所:Newa Lahana
黒豆炒め (バトマスBhatmas)
バトマス(Bhatmas)という名前の黒豆の料理です。
豆が固めで、噛み応えがあって、ニンニクと生姜が効いてとっても美味しかったです!
スパイシーといえばスパイシーなのですが、唐辛子のような辛い味ではなく、ニンニクと生姜の風味がとてもいい香りのスパイシーと言う感じ!
辛さレベル・・・辛さなし!
黒豆炒め (バトマスBhatmas)を食べたレストランの場所
現地の方々が普段食べる、代表的なネパール料理をご紹介しましたが、辛いものもあれば全く辛く無いものもあり、またそれぞれの辛さもレストランによって様々と言うことがわかりました!
辛いのが苦手な方は、事前にお店の方に伝えて、辛く無い料理を教えてもらいましょう!
ネパールの方々はとっても気さくなので、笑顔で教えてくれますよ!
まとめ
以上、
ネパールの食事は辛すぎる?日本人は食べられる?【ランチ・夕食編】についてご紹介しました。
ネパールはスパイスが豊富!
ネパール料理は辛いものもある!
お店によって辛さは全く違う!
と言うことがわかりましたね。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。